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SSPA モデル図 |
電子機器の設計において熱対策は避けて通れない問題です。 特にパワーエレクトロニクスモジュールやマルチチップモジュール(MCM)、システムオンパッケージ(SOP)の設計では日常的な課題です。
”衛星通信システム”で用いられる「固体電力増幅器(SSPA)」(Solid-state power Amplifier)は、内蔵されているFET(Field Effect Transister)で、太陽電池で発生させた電源をSSPAに必要な電圧へと変換します。
特に、SSPAからの信号出力がされていない待機状態では、SSPAのFETへ与えられる電力量が熱に代わることになります。 そこで、PHOENICSは、熱シミュレーションにより熱流と熱分布を求め、可視化することにより、衛星システム全体の電力効率の向上に貢献した。
◎解析結果図
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