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トップページ熱流体事例分野別事例環境・土木事例ヒートアイランド現象緩和のための「風の道」の数値シミュレーション

ヒートアイランド現象緩和のための
「風の道」の数値シミュレーション

背景
ヒートアイランド現象の要因
     ↓
海からの風が沿岸部の高層ビル群により遮られている。
     ↓
東京都内のいくつかの地区を対象に、「風の道の確保」ついて街区レベルの気流シミュレーションを用いて検討した。

今回の計算には、下記条件を満たす汐留再開発地区をモデルに使用した。
@卓越風の存在する都市(海風、山谷風などの卓越風が存在する都市であること)。
A大都市圏(都市被覆の改良が困難であるとともに、人工排熱の密度が高いこと)。


Figure 1. 計算結果(計画どおりの建物配置の場合)


Figure 2.計算結果(一部街区の建物を風向に沿って建物を配置した場合)


Figure 3.計算結果(一部街区の複数の建物を建物容積不変でひとつにした場合)

Figure 4.計算結果(汐留再開発地区(ケース1)を含む1000m×2000m範囲の建物を考慮した場合)

まとめ
本研究により、再開発建物群が風下の風系場に影響を与えていることが確認できた。
しかし風下の建物が密集している場合、風上の建物の向きを変えるなどの条件を変えても、後方の建物への影響は変わらない可能性も考えられる。

ヒートアイランド現象緩和のための
「風の道」の数値シミュレーション

日本工業大学 工学部 システム工学科 石田武志




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