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概要: |
- パイプ内の2次元2相流(気泡と水)解析
- 円筒座標系
- 相間の運動量の交換は、標準抗力曲線に従うものとした
- 気泡によって誘発される乱流現象は、κ-ε乱流モデルで表した
- 放物型計算のオプション機能を使用した
- 計算は下流側のZ/D=35の地点まで行った
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要点: |
- これらの流れは実験的にSeriwaza[1992]と Lahey [1992]によって研究されている。
- レイノルズ数はSeriwaza、Laheyの、液体の物体表面近傍速度の実験に基づき
それぞれ80,000 50,000とした。
- Seriwazaのケースの計算では流入境界の気泡の速度は0.077m/s、液体の速度は
1.36m/sとし、一方Laheyのケースの計算では気泡の速度は0.1m/s、液体の速度は
1.08m/sとした。
- Laheyのケースでは、圧力降下は実測では9.3[kN/m**3]であり、PHOENICSの計算
では9.5[kN/m**3]であった
- 実験とPHOENICSでの計算結果から壁面近傍ではボイド率が高くなることが分かる。
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結果: |
1. Seriwaza pipe flow:z/d=35における液体の軸方向速度分布
2. Seriwaza pipe flow: z/d=35におけるボイド率プロファイル
3. Lahey pipe flow:z/d=35における液体の軸方向速度分布.
4. Lahey pipe flow:z/d=35におけるボイド率プロファイル |
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1.SERIWAZA PIPE UPFLOW: z/d=35における液体の軸方向速度分布 |
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2.SERIWAZA PIPE UPFLOW: z/d=35におけるボイド率プロファイル |
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3. LAHEY PIPE UPFLOW: z/d=35における液体の軸方向速度分布
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4. LAHEY PIPE UPFLOW: z/d=35におけるボイド率プロファイル |
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