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河川水上面の油膜の移動

概要:
  ・「ROSA」(PHOENICS 専用プログラム)を使用した、Irtysh川へ漏洩する油の流動解析
  ・この流れは川の深さ方向はスカラー変数として2次元解析
  ・計算結果は実験地と比較  

ROSAについてい:
  ・「ROSA」は、川に 漏洩した油の広がりをけいさんするためにCHAM-MEIによりPHOENICSのアドオンモジュールとして開発された
  ・複雑な寡占の形状を使用し、現実的なシナリオのシミュレーションが可能
  ・風の強さや方向の違いによる効果も考慮
  ・計算結果は、ある位置と時間における油の濃度として記録した。油膜の下流への移動も観測可能

結果:
・次の9枚の図は、油の漏洩後5分のインターバルで区切った濃度の計算結果
・風は図の左下から7m/sで吹いているものと仮定
・5分後の油の濃度分布

5分後の油の濃度分布

10分後の油の濃度分布

15分後の油の濃度分布

20分後の油の濃度分布

25分後の油の濃度分布

30分後の油の濃度分布

35分後の油の濃度分布

40分後の油の濃度分布

45分後の油の濃度分布

考察:
  ・下表ではIrtysh川での実測結果(1995.8.15)と計算結果が比較されている
 
  Notes.-
  ・11.15はAM11時15分を意味します
  ・油の 漏洩はAM 9時45分に始まりました

2ケースの計算が実行されました。この2つの計算は実測結果が出る前に行っている。しかしながら風の影響は考慮していない。

計算結果では油膜の長さは違っているが、その他の数値は実測値とよく一致。油膜の下膜の下流の定点までの到着時間は正確に一致
  

comparison of predictions with observations

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