概要
PHOENICSは、デフォルトで対流項の離散化アルゴリズムに”一次風上法+中心差分のハイブリッド法”を採用しています。一次風上法は、安定で高速に計算できる反面数値誤差を持つことが知られています。phoenicsでは、数値誤差からくる不当な拡散効果を除去し、より高精度の解を得るために様々な高精度の数値アルゴリズムオプションを提供しています。
マルチブロックオプションを使用時に用いるCCV(Colocated Cartesian Velocity)オプション、また数値スキームとしてCLDA・QUICK・共役勾配ソルバーなどを用いた計算が可能となります。
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