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トップページ熱流体解析の技術コラム新型コロナウィルスにおける唾液の飛沫拡散シミュレーション

”新型コロナウィルス”における唾液の飛沫拡散シミュレーション

概要
2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行に伴い、弊社の熱流体解析ソフトウェア「PHOENICS」を用いて唾液の飛沫の拡散状況などをシミュレーションしました。
これらの飛沫拡散シミュレーションは、標準的なWindowsPC環境下で行いました。 そして、これらの飛沫の拡散がCFD(熱流体解析)によって可視化されることにより、新型コロナウイルス感染抑制の一助になることを期待しています。

1.電車内でくしゃみをした際の唾液の飛沫拡散シミュレーション

電車内で"くしゃみ"をした際の唾液の飛沫の拡散状況などをシミュレーションしました。 
唾液の液滴サイズを400μ と 70μの場合を比較シミュレーションした結果を等値面可視化して、アニメーションで表現。 本来、正確に現実のくしゃみを模擬するには、液滴の粒子径分析や噴出角度などをより詳細にモデル化する必要があるが、今回は液滴の飛散を防ぐ方法による影響に着目したシミュレーションであるため、このような条件下での解析にとどめています。

 

2.飲食店等での会食中のくしゃみによる唾液の飛沫拡散シミュレーション

飲食店等での会話による唾液の飛沫の拡散状況などをシミュレーションしました。 
閉じられた空間(飲食店)の中で、マスクを着けていない2人の人物がおり、2m離れた位置で向かい合わせに座っている。 このとき、ある一方の人物が"くしゃみ"をした際に、どのようにして口から噴出された唾液などの液滴が飛散するのかをシミュレーション。
くしゃみは口から流速10m/sの流れが計算開始から0.1秒だけ持続する時間依存の流入条件として設定。
併せて粒子に対する空気抵抗、重力の影響も考慮。 その結果を等値面可視化化して、アニメーションで表現しました。

 

 

 

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